はじめに

「IoTでスマートホーム始めたいけどよくわからない」「話題のマイコンESP32どうやって使えばいいの?」 「防犯システムってどうやって作ればいいの?」「ESP32からSlackへ通知ってどうやればいいの?」こんな声をよく聞きます。

そこで実際にESP32とAWS IoT、IoTプロトタイピング用OSのMongoose OSを使ってIoT防犯システムを体感できるイベントを企画しました。ハンズオンでは、人感センサ(赤外線センサ)やドアセンサの状態を検知し、AWS IoT経由でブザーを制御する防犯システムを製作します。加えてAWSからSlackに通知する機能およびAWS IoT のシャドウ経由で監視・解除のモード切り替え機能も作成します。時間内に完成できなかった方は次回以降のハンズオンに再度無料で参加いただけます。

オフラインご参加の場合PCはお貸し出ししますので、お持ちいただくものは不要です。使用した開発ボードやブレッドボードはすべてお持ち帰りできますのでふるってご参加ください!

対象となる方

  • IoTについて知りたい方
  • IoTに興味はあるけど、何から始めればいいかわからない方
  • ESP32を使ってクラウドと連携してみたい方
  • IoTプログラミングに興味のある方
  • IoTのプロトタイプを迅速に作りたい方
  • AWS IoTのシャドウやルールエンジンを使ってみたい方
  • AWSからSlackへ通知したい方

※電子工作やプログラミングが未経験でも大丈夫です。

イベント内容

レクチャーとハンズオンの2部構成です。

レクチャー

  • ESP32、電子工作部品、MQTT、AWS、AWS IoT、シャドウ、ルールを解説し、マイコン、電子工作、通信プロトコル、クラウドサービスの理解を深めます。
  • ESP32をJavaScriptで制御できるIoTプロトタイピング用OSのMongooseOSの解説を行います(日本初!)。
  • Mongoose OS APIおよびJavaScriptソースコードの解説を行います。

レクチャー画像

ハンズオン

  • 前半は、ESP32にMongooseOSをインストール後、人感センサ(赤外線センサ)とドアセンサを接続し、AWS IoTへ通知する検出ユニットを作成します。シャドウ経由で監視・解除のモードを切り替える機能も作成します。
  • 後半は、ESP32にブザーを接続し、AWS IoTから通知を受取る通報ユニットを作成します。また、AWS IoTのルールを使い、条件に合致した場合のみAWS Lambda経由でSlackへ通知する機能を作成します。

ハンズオン画像

獲得できるIoTスキル

  1. マイコン(ESP32)の知識
  2. 各電子パーツとマイコンの接続方法
  3. MQTTによるPublish/Subscribeの方法
  4. AWSのプロビジョニングとAWS IoTの知識
  5. ESP32、MongooseOS、AWS IoTを使ったIoTラピッドプロトタイピング技法
  6. AAWS IoT Rule Engineの使い方およびLamda経由のSlackへの通知方法

ロゴ画像

教材

  • ハンズオン資料(Google Driveのドキュメントです。定期的に最新化しています。)

  • ESP32開発ボード(ESP32-DevKitC) x 2

  • マイクロUSBコード x 2

  • ミニブレッドボード x 2

  • 人感センサ(赤外線センサ) x1

  • ドアセンサ x 1

  • ブザー x 1

  • LED x1

  • ジャンパーコードおよび抵抗等の部品一式

  • IoTラボオリジナルパーツケース

参加費と持ち物

  • 9,800円(オフラインでご参加: 税込、テキスト・材料費含む) 

  • AWSアカウント

  • Slackアカウント

オフライン開催場所

秋葉原ハッカースペース
詳細はお申し込み確定後ご連絡いたしますが、JR秋葉原駅から徒歩5分の工作教室です。

Akihabaraハッカースペース画像

COVID-19対策

  • デスクは2つ、部屋の広さは14畳です。
  • 換気

Akihabaraハッカースペース画像

タイムスケジュール

順番と内容は変わる可能性があります。

時間 内容 備考
14:00 開場
14:10 オープニング(防犯システム完成版の紹介) Steve
14:10 - 14:15 自己紹介 全員
14:15 - 15:00 レクチャー Steve
15:00 - 15:10 休憩
15:10 - 15:50 ハンズオン 検出ユニット製作
15:50 - 16:45
ハンズオン 通報ユニット製作、slack通知
16:45 - 17:00 希望者のみ 質問・相談タイム

IoTラボのワークショップ一覧

定期的に新しいワークショップが追加されます。 ワークショップにはジャンルと番号(易しい順に100番台から)がついています。

ジャンル

IoT(電子工作、クラウド、プログラミングすべて含む)
CS(クラウド、もしくはプログラミング、もしくは両方)
EECS(電子工作とプログラミング)
ME(工作)

公開済み

IoT 101 みんなのIoTハンズオン(3時間でIoTを体感しよう)
EECS 101 はじめての電子工作ハンズオン(パーツショップでは聞けない基礎の基礎)
ME 101 みんなの3Dプリンターハンズオン(3D CADソフトで3Dモデリングしてその場で3Dプリントしよう)

CS 201 Alexaスキルハンズオン(Amazon Echo実機を使ったスキル開発)
IoT 201 AWS IoTハンズオン (センサーデータをAWSに送信しよう)
IoT 202 みんなのIoTハンズオン(クラウド扇風機を作ろう)

IoT 301 みんなのスマートホームハンズオン(WiFiスマートプラグを作ろう)
IoT 302 みんなのスマートホームハンズオン(IoT防犯システムを作ろう)
IoT 303 みんなのスマートホームハンズオン(IoT火災検知システムを作ろう)
IoT 304 みんなのスマートホームハンズオン(AWS対応赤外線リモコンを作ろう)
IoT 305 M5Stack Core2 x AWS IoT EduKitもくもく会

IoT 401 Alexaスキルハンズオン(Echo実機からマイコンESP32を操作しよう)
IoT 402 Alexaスキルハンズオン(Alexa対応ハロウィーンランタンを作ろう)
IoT 403 Alexaスキルハンズオン(Alexa対応大気チェッカーを作ろう)

EECS 502 みんなのArduinoハンズオン(Arduinoで低温調理器を作ろう)

IoT 601 Alexaスマートホームスキルハンズオン(Echo実機から家電を操作しよう)
IoT 602 AWS Amplifyハンズオン(認証付きWebアプリからMQTTでESP32を操作しよう)

IoT 701  家電改造IoTハンズオン(Alexa対応扇風機を自作しよう)

IoT 901 Alexa対応電子レンジを作る会【ハッカソン】
CS 902 DeepRacerハンズオン&走行会

リンク

ESP32 Resources
ESP32 Community


主催

IoTラボ

2015年時点でインターネットにつながるIoTデバイス(モノ)の数は154億個で、5年後年までにその数は倍の304億個まで増えるとされていました。

このような中、個人レベルでも実際にIoTデバイスを作ったり使ったりすることを通じ、日本のIoTの活性化に貢献できればとの想いから、2017年6月にIoTラボを立ち上げました。

ご要望に応じて法人様への出張レクチャー・ハンズオンも可能です。

スタッフ

Steve

AWS認定ソリューションアーキテクト。米国の大学・大学院卒。博士課程での研究内容はFORTRANプログラムを使ったタンパク質X線構造解析。新卒で日本電子株式会社(JEOL、電子顕微鏡メーカー)入社後、電子顕微鏡や核磁気共鳴装置、質量分析計の販促、中国駐在、IT企画等を経験。その後まい泉創業者の小出千代子氏のもとで住み込みとんかつ修行、オーランドのフライトスクール、世界一周旅行、Javaプログラミングスクール、ピザベンチャー立ち上げ、SIerを経て株式会社安川電機入社。ITおよび新規事業企画(ベンチャー投資)を担当したのち、音声AIのHmcomm株式会社入社。2017年6月にIoTラボを、2018年6月に品川ハッカースペースを立ち上げ。趣味は海外旅行と家電ハック。

お問い合わせ先

[email protected]
050-7128-6590